家計に優しい塗料選び!長持ちする塗料で節約につなげよう
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外壁塗装は家の美観を保つだけでなく、建物を雨や紫外線から守る大切な役割を果たしています。ただし、一度の塗装費用は決して安くはないため、「できるだけ長持ちする塗料を選んで、トータルコストを抑えたい」と考える方も多いはず。実は、塗料の選び方ひとつで塗り替え頻度や維持費用に大きな差が生まれます。今回は、家計に優しい長持ち塗料の選び方と、節約につながるポイントをわかりやすくご紹介します。
1.塗料によって塗り替えサイクルはこんなに違う!
外壁塗料にはさまざまな種類があり、価格帯も耐用年数も異なります。一般的に、アクリル塗料は安価ですが耐用年数は5〜7年程度。ウレタン塗料は7〜10年、シリコン塗料は10〜15年、フッ素塗料は15〜20年、そして無機塗料になると20〜25年と長期間の耐久性が期待できます。
価格だけを見ると、上位グレードの塗料は一見高く感じるかもしれません。しかし、長い目で見ると塗り替え頻度が少なくなる=そのたびの足場代や工事費用がかからなくなるため、結果的に家計への負担は軽減されるケースが多いのです。たとえば10年ごとに塗り替えが必要な塗料と20年持つ塗料では、20年後にかかる総費用が大きく異なることを意識しておきましょう。
2.節約に役立つ塗料選びのポイントは「耐久性」と「メンテナンス性」
塗料を選ぶ際は、単純な価格の安さに飛びつかないことが大切です。注目すべきは「耐久性」と「メンテナンス性」。耐久性が高ければ塗り替え頻度が少なく済み、トータルコストは節約につながります。また、汚れがつきにくい塗料を選べば、外壁の美観を長く保つことができ、クリーニングや補修の手間・費用も減ります。
近年では、セルフクリーニング効果のある塗料や、遮熱効果を兼ね備えた塗料も登場しています。遮熱塗料は室内温度の上昇を抑える効果があり、エアコン使用量の削減=光熱費の節約にもつながるというメリットがあります。こうした多機能塗料を上手に選ぶことで、より家計に優しい外壁塗装が実現します。
3.業者選びでも節約は変わる!賢い依頼のコツ
塗料選びと同じくらい大切なのが業者選びです。同じ塗料を使っても、施工の質によって耐久性は大きく変わるため、信頼できる業者に依頼することが重要です。極端に安い業者は下地処理を省いたり、塗料を薄く塗ったりして、短期間で再施工が必要になるリスクが高まります。
また、外壁塗装と屋根塗装を同時に依頼することで足場代を1回分にまとめることができるため、結果的に節約になります。見積もりを取る際は、施工内容の内訳や塗料のグレード、保証期間などをしっかり確認し、長期的に見てコストパフォーマンスが良い選択を意識しましょう。
4.まとめ
外壁塗装は「安く済ませる」よりも「長持ちさせてトータルコストを抑える」ことが家計に優しい選び方です。耐久性やメンテナンス性の高い塗料を選び、信頼できる業者に依頼することで、余計な出費を防ぎ、安心して長く住める家づくりにつながります。次回の塗り替えの際は、目先の価格だけでなく、10年・20年先までを見据えた塗料選びを心がけてみてはいかがでしょうか。きっと家計にも優しい選択になるはずです。