外壁塗装に“風水”を取り入れて運気アップ!?

風水では、方角と色には密接な関係があります。たとえば「東」は木の気を持ち、緑や青系が調和をもたらす色とされています。一方「南」は火の気を持つため、赤やオレンジなどが活力を与えるとされます。「西」は金の気で白や黄色、「北」は水の気で黒や青系が吉とされています。これらをベースに、自宅の方角ごとに色を使い分けることで、運気の流れを整えることができると考えられています。

もちろん、実際の塗装では家全体を複数の色で塗り分けるのは難しいため、全体のバランスを見ながら「アクセントカラー」や「玄関まわりの差し色」などで工夫するのも一つの手です。風水の基本を知っておくことで、ただの色選びではない、意味のある外壁に仕上げることができます。

2．運気別！おすすめの外壁カラーとその意味

「金運を上げたい」「家庭運を良くしたい」「健康面が気になる」など、目的別に外壁カラーを選ぶことも可能です。たとえば黄色やベージュ系は金運アップに効果的とされ、陽の気を呼び込みやすい色です。グリーン系は人間関係や健康運の改善に、ホワイトやクリーム色は浄化の意味を持ち、全体運を底上げすると言われています。

また、風水では「土台が安定していること」が大切とされるため、ベースカラーは落ち着いた色味で、ポイントで運気の色を取り入れるという使い方が人気です。こうすることで、見た目の調和を保ちながらも、風水の効果を取り入れることができます。

風水にとらわれすぎて、住宅全体のバランスを崩してしまうのは避けたいところです。たとえば、風水的に赤が良いからといって、全体を派手な赤に塗ると周囲の景観や住まいとの調和を損ねることになります。風水は「調和」を重視する学問でもあるため、家の形状や素材、地域の環境などともバランスを取ることが大切です。

また、風水を意識しすぎるあまり、自分の好みを犠牲にしてしまっては、住まいへの愛着も薄れてしまいます。風水はあくまで参考に、自分が気に入った色・落ち着ける色を基準にするのが理想的です。結果的に、気分が上がる外観はポジティブなエネルギーを呼び込み、風水的にも良い効果をもたらします。

外壁塗装に風水を取り入れることは、見た目の美しさだけでなく、気の流れや暮らし全体に影響を与える“ひと工夫”になります。方角と色の意味を知り、自分の願いや暮らしに合ったカラーを選ぶことで、より満足度の高い外壁リフォームが実現できるはずです。まずは「好きな色×風水の吉色」の掛け合わせから始めてみると、楽しく前向きに塗装計画を進めることができるでしょう。